2012-02-26から1日間の記事一覧
-商は笑にして勝なり。 と。商、笑、勝と同じ音を並べた語呂遊びだと単純に考えてはいけない。大阪の土地では、金を持つ人間がいつの世でも勝者であるという思想が焼き付いたのである。江戸でこの思想が生れずに、なぜ大阪の土地で生れたのか。答は簡単であ…
それは、決して、饅頭の大小ではなく、旨いという第一条件がなくてはいけない。饅頭が大きくても不味かったなら、それは決して安いという評判にはならないのだ。かえって、大きいけれども旨くないという評価が下されてしまうのである。 これは饅頭にかぎらず…
-商は笑なり。 この言葉の源流を探ってみよう。そうすることで大阪人のルーツがやや明確になってきそうである。商=笑、これは大阪人が好んで使う語呂遊びである。だから、商は笑なりという言葉が生れてから後に、今度は、工は巧なりという語呂合せが生れた…