ナニワ商人の知恵と習慣

商売人と言われる大阪人のDNAに宿る「ナニワ商人(あきんど)」の知恵と習慣

2012-04-26から1日間の記事一覧

大阪商人の鑑は太閤秀吉(3-3)

秀吉は、このKと同じような頭の構造をもっていたような気がする。秀吉は自らサルだと口にした。サルと呼んでくれといい、サル奴はこう思いますという表現をした。大阪商人には、この気持が宿っている。滑稽とか軽薄といわれても決して自分が傷つかない不逞…

大阪商人の鑑は太閤秀吉(2-3)

ガッコアタマになにが出来るかという彼の信念は、遂にここで爆発した。彼は信長の娘を貰ったと気付いた。たしかに生活は安定しているが、仲間の目は彼の実力を評価するのではなくて、義父の実力を評価しているだけであると気付いた。その上、夜になれば、彼…

大阪商人の鑑は太閤秀吉(1-3)

大阪商人が鑑とするのは、太閤秀吉である。そして、最も嫌うのが徳川家康なのだ。では、この二人の親分である織田信長についてはどうかというと、「かっこいい!」というのと、「あの人は別格ですな」という二派に分かれるものの、いずれにしても支持率は高…